みなさん、毎日の歯みがき、しっかりできていますか?
実は、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れ(歯垢)を完全に落とすことは難しいのです。
特に40歳を過ぎると、歯ぐきの衰えや歯周病のリスクが高まるため、「歯間ケア」がとても大切になります。
最近の研究で、歯間ブラシとウォーターフロス(口腔洗浄器)のどちらが効果的か?が調べられました。
その結果、どちらも歯ぐきの健康に良い影響を与えますが、プラーク(歯垢)の除去力は歯間ブラシの方が優れていることがわかりました。
歯間ブラシ vs. ウォーターフロス、どっちがいいの?
この研究では、歯周病の患者さんを対象に、以下の3つの方法を6週間続けてもらいました。
- 歯間ブラシ(細いブラシで歯の間を掃除)
- 歯間ブラシ + スマホで使った回数を記録できる機器(トラッキングデバイス)
- ウォーターフロス(細い水流で歯の間を洗い流す機器)
その結果、どの方法でも歯ぐきの出血や炎症が改善しましたが、特にプラーク(歯垢)の減少は、歯間ブラシを使ったグループで顕著だったのです!
あなたに合った歯間ケアの選び方
✅ 歯間ブラシがおすすめの人
- 歯と歯の間に隙間がある
- しっかり汚れを落としたい
- 使うのが面倒ではない
✅ ウォーターフロスがおすすめの人
- 歯間が狭く、歯間ブラシが入りにくい
- ブラシを使うのが苦手
- 矯正装置やインプラントが入っている
この研究では、スマホで歯間ケアの回数を記録できる機器(トラッキングデバイス)を使うと、習慣化しやすかったこともわかりました。
「つい忘れちゃう…」という方は、こうしたデバイスを活用するのも良いですね!
歯周病を防ぐには「歯間ケア」がカギ!
歯ブラシだけでは、歯周病やむし歯のリスクは下がりません。
毎日のケアに歯間ブラシやウォーターフロスをプラスして、健康な歯ぐきを守りましょう!
当院では、あなたのお口に合った歯間ケアの方法をアドバイスいたします。
「どの道具がいいの?」「正しい使い方を知りたい!」という方は、ぜひご相談ください!😊✨