「骨粗しょう症と歯周病の意外な関係とは?40代から気をつけたい“骨と歯のつながり”」


■ はじめに

「骨粗しょう症と歯周病、実は無関係ではありません。」
これは近年、歯科・医科の両分野で注目されているテーマです。
どちらも“骨”に関わる病気であり、共通するメカニズムとリスク要因があることがわかってきました。


■ 骨粗しょう症が歯を支える骨に与える影響

骨粗しょう症とは、骨密度が低下して骨がもろくなる病気
これが口の中にも影響を及ぼし、歯を支える「歯槽骨」が減少しやすくなることが研究で示されています。
とくに閉経後の女性は、ホルモンの影響もあり、骨密度の低下と同時に歯周病のリスクも上昇します。


■ 炎症が骨を壊すカギ:NF-κBの存在

骨粗しょう症も歯周病も、「炎症」が骨に悪影響を及ぼすという共通点があります。
炎症が慢性化すると「NF-κB(エヌエフカッパービー)」という物質が活性化し、
✅ 骨を壊す細胞が活発に
✅ 骨を作る細胞の働きが鈍る
という「骨のリズムの乱れ」が起きてしまいます。


■ 栄養と生活習慣も共通リスクに!

カルシウムやビタミンDの不足、喫煙、運動不足なども
骨粗しょう症・歯周病の共通のリスク要因
日常の食生活や生活習慣を整えることで、どちらの病気も予防可能です


■ 歯科から骨粗しょう症を見つける時代へ?

近年では、口腔内のレントゲンや歯周病の状態から、骨密度の低下リスクを推測する研究も進んでいます。
歯科医院でも早期のリスク発見ができる可能性があるため、
「歯がグラつく」「歯ぐきが下がった」と感じたら、内科的な検査を勧めるケースもあります。


■ まとめ

骨粗しょう症と歯周病は別の病気のようで、実は根本でつながっています。
40代以降の女性は、どちらの予防にも取り組むことが、健康な老後の土台づくりになります。

「歯の健康=骨の健康」
ぜひこの機会に、歯ぐきと骨の両方を見直してみてください。